不審者対応避難訓練
令和4年9月30日(金)、不審者対応避難訓練を実施しました。各事業所別々に、状況を変えて行いました。
<B型>
時 間 14:00~14:10
場 所 カフェ入口
参加者 利用者3名 支援員2名 客0名
内 容 開店中に、カフェの入口から不審者が来店した想定。
・支援員が不審者に声掛けする。
・態度が強引な為、危険を知らせるため、防犯ブザーで他の職員等に知らせる。
・利用者やお客らを安全な場所へ避難(移動)させる。
・防犯ブザーを解除して現状を所長へ知らせる。
反省・課題
・利用者の中に、避難できない利用者がいる。⇒実際、避難する場合は、支援員が責任を持って避難させる。
<生活介護>
時間 ①10:45~、②13:30~
場所 ①外の庭で草取りをしていた想定。
②西館より何者かが侵入してきた想定。
参加者 ①利用者 10名 支援員4名
②利用者 6名 支援員4名
①内容
・作業活動を終え、待機していたところへ不審者が侵入してきた。
・何か尋ねたいことがあるらしく、防犯ブザー所持の支援員が対応に当たる。
・他の支援員は仲間等を南側通路方向に誘導する。
・誘導した支援員は仲間を挟み両側に立ち様子を見る。
・尋ねたいことは事務所へ行って欲しいと伝えるが、従わないので不審とと感じた支援員はバケツ等を相手に向け、距離を取りながら出口方向へ向かわせる。
・それでも近づいてこようとした防犯ブザーを鳴らす。(退散)
感想・反省
・事前訓練で泣き出した仲間がいたが、当日泣くことなく指示に従えた。
・不審者を別にお願いすることで手厚い訓練ができた様に感じる。
②内容
・西館より玄関より何者かが侵入し電子錠のドアを開けようとする。
・支援員が異変に気付き対応する。
・他の支援員は仲間を安全な場所へ移動させ落ちつかせる。
・支援員は不審者を玄関まで追いやる。
・他の支援員が応援に入る。
・仲間の安全を確認し部屋の侵入対策をし静かに待機する。
・不審者を追いやり玄関の鍵を施錠する。
・事務所報告は不審者がいなくなったのを確認して報告する。(緊急用カメラ無線使用可)
感想・反省
・不審者が来た際、一カ所に集まることができた。
・玄関の施錠をすることで安全性がより高くなるが、出入りの不自由さもあり開錠している時は、必ず電子錠を閉めておくことが重要である。
<放デイ>
時 間 15:30頃
場所 玄関ポーチ及び送迎車
参加者 利用者11名 指導員4名
内 容 支援学校へ迎えに行き、戻ってきたところで不審者に遭遇。
・利用者が到着したと、指導員がブザーを押していると前方より不審者らしき人が歩いてくる。
・「ここは何だね?中に入れてくれ」と、言い中に入ろうとしたところを、指導員が「ここは障がい者施設で、一般者はここからは入れませんので」と言って押し返そうとする。
・その時、2台目に到着した指導員は、送迎車のドア前に立って利用者の安全確保をおこなった。
・しばらくすると不審者は、去って行った。
・不審者が見当たらなくなることを確認して利用者を降ろし、室内に入った。
〈結果〉
・初めての避難場所であったが、利用者は落ち着いて車内で待機することができた。
・室内に入る時も落ち着いて移動できた。